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広川の水源林

~​ホタルの里~

当社は和歌山県広川町に山林を所有しております。町名の広川(ひろがわ)は護摩壇山から西にはしる白馬(しらま)山脈に端を発し蛇行しながら町全域を流れて紀伊水道にそそぐ河川で、初夏には上流でホタルが飛び交う清流です。当社山林はその源流に位置し、面積は約150ha。油分が多く、香り豊かで木目が美しい紀州桧を植林し、市場に供給しております。

所有林は当社主管の元、関係者と連携し管理しております。日々の林内整備は当社、植林や間伐は当社と森林組合、主伐と搬出は専門の林業事業体が行います。なお日々の林内整備では生分解性のオイルやテープを使用。山林火災を起こさないよう可能な限りバッテリー式の機械を使用するなどし、広川の水が常にきれいで安定的に供給されるよう心がけております。

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森の生き物たち

和歌山の所有林は広川の源流に位置し、水が豊富にあるため人工林ですが生態系がゆたかです。八王子の所有林は日本遺産の構成遺産、八王子城跡がある城山のふもとに位置し、多くの生き物がいます。ここでは両山林で確認された生き物をすこしずつですが、紹介しております。

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ウグイス

「ホーホケキョ」でおなじみの日本三鳴鳥の一つ。ホーホケキョはメスへのさえずりで、ケキョケキョと長く鳴く「谷渡り」は警戒音とされる。ウグイスが鳴き始めると、山にも春がおとずれる。ウグイス科。

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ホトトギス

「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」と、初夏の季節感をあらわす俳句で詠まれるとおり、夏の到来を告げる鳥。「トッキョキョカキョク」や「テッペンカケタカ」と聞きなしされる。カッコウ科。

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イソヒヨドリ

海沿いに生息し外見がヒヨドリに似ているため、この名がつけられたが、ヒヨドリ科でなくヒタキ科。オスは青藍色、メスは灰褐色。広川町は紀伊水道に面し海に近いため、弊社の山にも訪れ、きれいな声で鳴いてくれる。

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サンコウチョウ

オスは、繁殖期は体長の約3倍の長い尾羽を持つ(体長約45cm/繁殖期)。カササギヒタキ科。「月、日、星、ホイホイホイ」と聞こえることから三光鳥と呼ばれる。平地から低山の暗い林に生息する。

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コジュケイ

キジ科。中国中南部原産の外来種。1920年頃に東京・神奈川で放鳥され、その後は狩猟の獲物とされてきた。大きな声で鳴き、「チョット、コイ」と聞きなしされることから商売人に好かれる。動画は後日(^-^)

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アナグマ

イタチ科。爪は五本でするどく、体系はずんぐりしている。山の斜面などに巣穴をほって暮らす。人懐っこいとされるが、実際は目がわるくて他の動物に気付くのが遅いとかんじる。子別れ後も、娘を一頭のこして一緒にくらす。

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シカ

シカ科。奈良公園ではかわいがられ、山では害獣としてきらわれる。積極的に駆除したいわけではありませんが、山では優柔不断ではいられません。共生を願うからこそ、山では彼らには厳しく接します。

ホタル

ホタル科。高度経済成長により、広川町の山村部も都市化がすすみホタルは激減したが、1989年に町立中学校が保全活動を開始。現在では初夏になると上流で乱れとぶ。八王子市では高尾セブンの森でも自生している。

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土をフカフカにしてくれます。目見えずが名前の由来と言われています。

雑食でなんでも食べます。ミミズも食べるようです。小さな食物連鎖ですね。

濁った黄色の体に黒褐色の線が入っている事が名前の由来。気性が荒い。

オオバヤシャブシ(カバノキ科)の樹皮を剥がして樹液を飲んでいました。

鬼(スズメバチ)の居ぬ間に樹液を飲んでいました。後程、追い返されました。

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